「電通の社員個人事業主化」はリストラなのか?について
皆さんこんにちは。
「ヒューマンアシストの船長」こと、代表の田辺です。
弊社に新たに加わった、広報担当のフジコちゃんが書いてくれたブログに返信する形で、私なりの考察を踏まえながら、交換リレー形式にてお伝えしていきます。
元の記事はコチラ↓
今回のテーマですが、
そこですね、これはフジコちゃんピックアップでしたね、時代の潮目を捉えたニュースだと思います。私の感想も、これは合理的な判断で確実に主流になると考えています。
そして、採用に携わる者としての目線で言うならば、お奨めします!
(働きたいという人で行列が出来ている会社は対象外とします。)
単純な話、選択肢や可能性が増えるということは、働きやすい魅力的な会社になるという事です。いいじゃないですか!働きやすく魅力的になるんだから。
丁寧な言い回しをするならば、
雇用環境の多様性を受け入れる懐の深さは、採用できる人材の質やモチベーションの向上に直結する可能性が高いと判断します。という事です。
会社として「副業を解禁する」という選択をした場合に発生する、管理体制や既存の業務フローの改善という手間を差し引いても断然メリットの方が多いと判断します。
(ちなみに、これからの時代、私は業務フローの改善を常にすべきだと思っている派です。)
※最大のデメリットは法律上の運用が大変な点だと判断しています、いずれ変わるでしょうが時間かかりそうです。(ココはマニアックな話なので別途ご相談ください。)
現在、何らかの雇用契約の元で働いている人は、この電通の話を見て「いいね!」と感じるか「ヤバい!」と感じるかが大事だと感じています。
大人気ユーチューバー鴨頭さんは、情報の受け取り方で感じ方が変わると説いています、私も1個人として賛同します。正社員(もしくは同等の待遇)という既得権益を確保したまま違う可能性を育てるチャンスができた。と受け止めれば将来に期待できませんか?
大変な努力と苦労をされて今の地位を築かれた方からは理不尽に聞こえるのかも知れません。しかしゲームのルールが変わってしまった(ニューノーマル?)と受け止め、人生のプランを見直す時期がきていると捉える事で、新たな可能性(企業に依存しない個人の地位確立)を目指すチャンスと考えてみては如何でしょうか?
次は、こんな(会社にしがみつけなくなる)事で、不安に成らない状態を作りましょう!
「散々苦労したのに、またしたくない。」わかります。私も苦労が嫌いで、散々逃げてきた人だと自負していますから。(むしろ、いかに上手く楽するか?を考えてるのが大好きです!)でも、人生の達人は逆境も楽しめる人らしいです。登とを下りの違う趣きを感じましょう!
なるほど、そういう状態ね。と受け止め現状を把握する(素直)、
どうしようかと考える(前向き)、より良い方法を模索する(勉強好き)、
これが基本です、そして、目標を定め、行動に移し、続ける。
フジコちゃんが感じた通り働き方は変わりつつあります。
(しかも、ものすごいスピードで変化しています。)
書いてあった通り、個人は「キャリアを自分で管理する」という意識を持つのが大事です。
(もう一歩踏み込むなら「どうなりたいか?」の目標を決めるのが先ですが、ココも長くなるので別途改めてということで。)
会社も「叶えたいキャリアにコミットする」という意識が大事です。
私が考える、人事は環境・待遇・自己実現という各分野で改善できる所を探していくという事に繋がります。人事としての本懐は、より良いエンゲージメント(労使の関係)を目指す組織であるべきですからね!
これを見て頂いた方、確かに嘆いている時間なんて勿体ないかも?と少しでも感じて貰えたら嬉しいです。どうしたら良いかを考え、挑戦を楽しみましょう!
次回の、「総務省労働力調査」を元にした2020年の人材業界の傾向は、私が伝えたい話をフジコちゃんにお願いしました。勢いのある若い世代がどう感じたか?を聞けるのも楽しみです。
最後にフジコちゃん、
「新橋で愚痴を言うサラリーマン」のお陰で、日本はココ迄これて、こういうチャンスが回ってきてるという感謝の気持ちは忘れない様にしましょうね。
以上、私なりの考察でした。