「君子の九思」は、私自身がこれからの時代どうあるべきか?を模索する過程で出会いました。
この、先の見えない時代に求められるものは何か?
これからの時代を担う若いデジタルネイティブ世代と、どう向き合うべきか?
を考えた時、自身の経験や知識を押し付けるのは悪手とされています。
気合と根性で乗り切れた時代は過去の話です。
では、気持ちに寄り添い伴走するべき、気持ちを承認し迎合するべきか?
これも違う気がします。
承認し迎合しつづけて改善しない場合、相談を受ける側も疲れます、なにより一時的にスッキリしたとしても、肝心の問題は解消されません。
私は、答えのでていないモヤモヤや、ストレスを感じる仕事にやりがいも魅力も感じません、楽しくありませんから。
つまらない、やりがいも魅力も感じない仕事に人生を捧げたいとは思いません。
そして、基本的に、現在抱えている問題の解決方法は、現在感じている常識の外にあるとも考えています。
つまり、何を考え、伝え、寄り添い、鼓舞しようが、一歩踏みださない限り本当の意味での解決はない、現実の壁は越えられない、と考えています。
令和元年6月18日
ヒューマンアシスト 代表取締役 田辺烈